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曳家はどんな方法を用いて移設されるの?

曳家は歴史的建造物や神社、寺院などの建物を移動したい時に行われる方法です。

ただ移動するにも建物にあった方法を検討しなければいけません。

何百年も前に建てられた建物ではコンクリート資材を使った基礎などありませんし、基礎からすべて木造で建設されているものが多く存在します。

そのため、建物もいかに壊れないように移動していくか、ということを考慮して曳家が行われます。

まず王道的な手段といえるのが、姿曳移動工法。
下腰工法とも呼ばれます。

姿曳移動工法は建物の土台部分に鋼材の柱や板を入れ込み、移動していく方法です。
木造建造物であればこの方法が採用されます。

それ以外には腰付け移動工法と呼ばれるものもあります。
これは土台と床の間に、やはり鋼材を投入していく方法です。

神社や寺院の場合は土台と床の間にスペースが空いているケースがあるので、その場合は腰付け移動工法が採用されます。

そして近代的な建物や鉄筋コンクリート、重量鉄骨材などが使用されている建物の場合は、基礎部分から切断して移動する基礎共移動工法が採用されます。

近年建てられた建物はそもそも移動する機会があまりないので滅多に採用される方法ではありませんが、曳家の種類としては、そういった方法もあります。

2022.09.20

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